LIXILのキッチンリシェルでは「セラミックトップ」のワークトップが選べます。
今回は、LIXILセラミックトップの価格や、実際にセラミックトップを導入された方からの口コミや評判をまとめています。
LIXILキッチンの「セラミックトップ」の特徴
【LIXIL公式HPより引用http://www.lixil.co.jp/】
セラミックトップは、LIXILのハイクラスキッチン「リシェル」のみ選ぶ事ができるワークトップです。「アレスタ」や「シエラ」など他のキッチンでは、人造大理石やステンレス製のワークトップしか選ぶ事ができません。
セラミックトップは、窯業系素材であるセラミックの強さを活かした、傷つきにくいワークトップです。
窯業系とは、焼き物やガラスなど、高熱によって成形される工業製品の総称です。高温で何時間もかけて作られる窯業系素材は熱に強く、完成すると高い硬度を持つようになります。
見た目にも特徴があり、人造大理石やステンレスとは違い、焼き物のような高級感を持っています。
ホワイト・グレー・ベージュ・ブラックの4色から、キッチンの雰囲気に合わせて好きなカラーを選ぶ事ができます。
LIXILセラミックトップの価格について
リシェルのワークトップは、標準仕様では人造大理石かステンレスになっています。
間口2550mm、奥行き650mmのキッチンで、ワークトップをセラミックトップに変更すると、195,000円の追加費用が発生します。売値が約7割であれば、約136,500円になります。
ただし、上記の価格はキッチンの間口サイズによって変動します。L型やU型、奥行きが970mmの大きなキッチンを選ぶと、追加費用で20万円を超える事も予想されます。
LIXILセラミックトップの設置条件
【LIXIL公式HPより引用http://www.lixil.co.jp/】
セラミックトップの設置には、非常に様々な制約が発生します。
まず、セラミック素材はワークトップ部分のみしか使われませんので、シンク部分は別の素材になり、ワークトップとシンクの間に継ぎ目が生じます。
シンクに継ぎ目のないキッチンを検討している方は注意が必要です。
また、キッチンのタイプや奥行きによってはセラミックトップを選ぶ事ができません。
□セラミックトップが取り付け可能なタイプと奥行き
<壁付>
・I型、L型、U型…いずれも奥行き650のみ
<ペニンシュラ>
・I型、アイランド型…奥行き970または700のみ
これ以外のキッチンにはセラミックトップが取り付けられません。
LIXILセラミックトップの評判や口コミ
2015年4月に発売されたばかりのセラミックトップですが、既に様々な口コミが出ているようです。
□良い口コミ
・本当に傷つかなくて強い
調理中に、うっかり大きな鍋をセラミックトップに落としても傷ひとつ付かなかったという、感動の声もあります。
よほど酷い使い方をしなければ、設置からしばらくの間はきれいな状態を保てるようです。
・ショールームで一目惚れ
セラミックトップのデザインは、各メーカーのキッチン商品の中でも1,2を争う美しさです。
そのため、LIXILのショールームでリシェルのセラミックトップを見て、それまで検討していた他のワークトップからその場で変更したという方もいらっしゃいます。
・お手入れが楽で気持ちがいい
傷だらけだったキッチンをセラミックトップにリフォームした事で、気持ち良く調理ができるようになったという口コミもあります。
拭き掃除だけでほとんどの汚れが落ち、傷も全く発生しないため、毎日のお手入れも楽しくなったそうです。
□悪い口コミ
・家の雰囲気にそぐわなかった
意匠性の高いセラミックトップですが、設置した部屋の内装に合わず、ちぐはぐな雰囲気になってしまったという意見もあります。
高級感のある素材だけに、周りから浮いてしまわないか、導入の前に検討しなくてはいけません。
・人造大理石で十分
傷つきにくく熱に強いセラミックトップですが、設置のためには約10〜20万円の追加費用が必要です。そのため、高温の鍋を直接ワークトップに置くなど乱暴な使い方をしなければ、高い追加費用を払わなくても人造大理石で事足りると考える方もいるようです。
まとめ
セラミックトップは、非常に優れた耐久性を持っている事が口コミなどからわかります。
窯業系の焼き物のような質感も、他のキッチンにはないLIXILのリシェルだけの特徴です。
LIXILのショールームでセラミックトップを見かけたら、実物の手触りや、傷つきにくさを検証する実演などを見てみると良いでしょう。
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