水回り設備のデザイン性が高い事で人気のあるパナソニックですが、フロア材の見た目にも力を入れています。
パナソニックならではの商品にはどのような特徴があるのか、評判と併せてまとめました。
目的にあわせて選べるフロア材
【パナソニック公式HPより引用https://sumai.panasonic.jp/】
パナソニックのフロア材は、一般住宅用、リフォーム用、集合住宅用の3タイプがあります。
□一般住宅用
一般住宅用には、木の素材感を活かしたデザインが人気の「アーキ・スペック」シリーズと、耐久性の高い「ジョイハード」シリーズの2種類があります。
ベーシックなタイプから、木目が美しいWAT技術採用タイプ、広幅デザインのものや石目柄など、全7種類(2016年6月現在)から選ぶ事ができます。
アレルギー物質を抑制する塗装で仕上げられた商品もあります。
□リフォーム用
リフォーム用の商品は、既存の床材を剥がさず上から施工できる、6mmの薄型商品がです。
リフォーム用商品にも、アレルギー物質抑制タイが用意されたタイプが用意されています。
□集合住宅用
集合住宅で問題となりやすい防音対策に特化した商品です。WAT技術が使われたもの、アレルギー物質抑制機能がついたもの、ツヤのあるものの3タイプが揃っています。
特徴1.WAT技術とは
【パナソニック公式HPより引用https://sumai.panasonic.jp/】
WAT技術とは「wood art technology」の略称で、突板タイプの商品に使われている技術です。
突板タイプのフロア材は、薄くスライスした天然木を合板などの基材に貼り付けて作られていますが、パナソニックで作られていた突板のフロア材は、従来品では木目が不鮮明でした。
そこで、WAT技術の「美着色塗装」と「熱着色技術」で仕上げる事によって、天然木の美しさを損なわずに、上質な木目のフロア材を作る事が可能になりました。
従来品のつるっとしたテカリのあるフロア材とは違い、木の質感が豊かでナチュラルな風合いのあるフロア材となっています。
画像は、左側が従来品、右側がWAT技術が使われた商品です。
特徴2.アレルギー物質を抑制する塗装
フロア材の最も表層に使う塗装に、アレルギーを抑制する「アレルバスター」が配合されています。
部屋の中にある、ダニの死がいや花粉などのアレルギー物質がこの塗装に付着してしばらく経つと、アレルギーの原因となる力が弱まっていくようになります。
表層面にアレルギー物質が触れなければ意味がないので、ワックスがけをしてしまうと効力がなくなってしまうので注意が必要です。
デザイン・色・印象を自由に選べるフロア材
【パナソニック公式HPより引用https://sumai.panasonic.jp/】
パナソニックの床材は選択肢の自由度が高い事が特徴です。フロア材を選ぶ時、最初に基準となるが色の濃淡です。
アーキスペックシリーズ・ジョイハードシリーズは、共に濃淡や茶系・モノトーン系など、人気のカラーが選べます。
色の次にフロアの印象を左右するのが、フロア材の木の幅です。木の幅が細いものは、活動的で明るい印象となり、逆に幅が狭いものはゆったりとした落ち着きのある空間に向いています。
アーキスペックシリーズの「ヨセギ」は、名前の通り寄せ木細工のように細い木が沢山集まってできています。玄関や子ども部屋などにおすすめの商品です。(画像は「ヨセギ」の施工イメージです)
一方、広幅タイプの「アーキスペックフロアーA」になるとその幅は303mmと大きくなっており、リビングや寝室など、くつろぎの空間に最適です。
アーキスペックの高級感に馴染めないという方は、ナチュラルな落ち着きのあるジョイハードシリーズの「ジョイハードフローリングA」を選ぶと良いでしょう。
まとめ
自社独自のWAT技術を取り入れるなど、フロア材の見た目にも力を入れているのがパナソニックです。
フロア材選びで忘れがちな木の幅も好みに合わせて選ぶ事ができますので、設置場所や部屋の種類を気にせずフロアのプランニングを進める事ができます。
無垢材は手が出ないという方は、アーキスペックシリーズの「ナチュラルウッドタイプ」で天然木の質感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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