パナソニックやLIXIL、クリナップ等と比べるとあまり馴染みのないハウステックですが、一通りの水周り機器を取り扱っており、一定のシェアもあるメーカーです。
今回はハウステックという会社の紹介と、ユニットバス商品についてご紹介します。
ハウステックはどんな会社?
【ハウステック公式HPより引用http://www.housetec.co.jp/】
ハウステックはヤマダ電機グループの住宅機器メーカーです。
元々は日立の住宅機器部門が独立してできた日立グループの会社で、業界初のプラスチック浴槽を製造開始するなど、実は歴史の長いメーカーです。
現在はシステムキッチンやユニットバスなど、住宅用水回りを国内外で広く販売しています。
ハウステックの評判
名前を聞くのは初めてという方が多いかと思いますが、その価格の安さから、導入の実績は増え続けています。
他メーカーで見積りを取ったものの、今ひとつ価格とデザインに納得できないという時、ハウステックの手頃な価格と安定したデザインに惹かれるというパターンが多いようです。
もちろん、日立製というブランド力が決め手となって購入に踏み切る方もいらっしゃいます。
ハウステックの商品紹介
ハウステックのラインナップをご紹介します。
商品1:「フェリテ」(戸建て用)
【ハウステック公式HPより引用http://www.housetec.co.jp/】
戸建て用のフェリテは、浴室に欲しい機能が沢山用意されています。
■保温断熱浴槽
・スマート、ライン、スクエアの3タイプ
・つやめき、キラクリンの2タイプFRP浴槽
・ふちが掴める形状で、浴槽から出る時も安心
■エアインシャワー
・TOTOのエアインシャワーが使える
■フラットメタル水栓
・丸いフォルムが珍しいデザイン
他にも、「楽すてヘアキャッチャー」「クリンフロア」「壁付ミスト」など、他メーカーのユニットバスでも採用されている機能が揃っています。
選択可能サイズ:1881,1620,1618,1616,1216
売値:約6〜7割→40〜87万円
(1616サイズの場合)
商品2:「フェリテプラス」(戸建て用)
【ハウステック公式HPより引用http://www.housetec.co.jp/】
フェリテを改良し、浴槽またぎ39cmを実現しました。
またぎの低い浴槽は、クリナップのスムーズ浴槽に36.5cmの物もあり、それとほぼ同等です。
・さらに使いやすくなったタッチ水栓
・より意匠性の高い壁カラー
・ライン状のLED照明でシックな雰囲気に
・ヒヤリを軽減する「温(ぬ)クリンフロア」
選択可能サイズ:1620,1618,1616
売値:約6〜7割→64〜95万円
(1616サイズの場合)
商品3:「コキュアス」(戸建て用)
【ハウステック公式HPより引用http://www.housetec.co.jp/】
基本仕様によって4つのスタイルと機能を選択できます。
「フェリテ」とほぼ同等の機能が揃っています。
■アクリット浴槽・スターグラニット浴槽
・アクリルの層で保護さえれており、皮脂や水垢などの汚れを落としやすい
・スターグラニットはラメ入りのようなカラー
・アクリットは艶のある透明感が特徴
・カウンターや浴槽エプロンの色を選択できる
売値:約6〜7割→70〜90万円
(1616サイズの場合)
商品4:集合住宅向け商品
【ハウステック公式HPより引用http://www.housetec.co.jp/】
ハウステックでは集合住宅向けのユニットバス商品も取り扱っています。
■分譲・賃貸向け
・ソフィアスCJ
・LL
・LA
・NJ
■アパート向け
・MS
・FS
■リフォーム用
・ユニッテリア
共通しているコンセプトは「賃貸やマンションでも広い浴室」であり、スペースを有効利用した、スッキリとした金具配置などが特徴です。
低価格だからこそできる浴室プランニング
ハウステックはパナソニックやTOTOに比べると圧倒的に安いです。かと言って機能が制限されている訳でもなく、デザイン面でも大きく劣っていませんので、他メーカーでは200万円かかるような機能でも、100万円以内に収めてプランニングする事ができます。
メーカー選びにこだわりがなければ、一度検討してみる余地はあります。
⇒その他のメーカーの詳しい説明はこちらから
聞き慣れない名前のハウステックですが、ユニットバスは低価格ながらも他メーカーに劣らない機能・デザインが揃っています。
どの機能も良くみてみると他メーカーの商品や取り組みをリサーチした結果である事がわかります。
実績のある日立製商品ですので、費用とデザインが気に入った方にはとても満足できるメーカーです。