外装板選びでよく候補に上がるのが「ケイミュー(KMEW)」社です。元はブランド名だったケイミューですが、今では外装板と屋根材を扱う企業として展開しています。今回はケイミュー社の外装板の特徴と、評判についてご紹介します。
このページの目次
ケイミュー社とは?
ケイミューと聞くと海外の業者のようですが、もともとはクボタ松下電工社の外装板のブランド名でした。2010年にケイミューはブランド名から社名となり、現在の「ケイミュー」社が誕生します。現在はパナソニックのショールームでサンプルを見る事ができます。
ケイミュー外装板の商品ラインナップ
今回は大きく4つの商品をご紹介します。
- ➀最もハイグレードな『光セラ』
- ➁親水コート部分とセラミックコートの『親水セラ』
- ➂親水コート部分とパワーコートの『親水パワーコート』
- ➃親水コート部分のみの『親水コート』
➁〜➂の違いはよく迷われる部分ですが、違いは外壁材の構造のみですので、理解してしまうとすぐに覚えられるようになります。
商品➀:『光セラ』
【ケイミュー公式HPより引用 http://www.kmew.co.jp/index.html】
『光セラ』シリーズは、光触媒である酸化チタンでコーティングされた外装板です。光触媒が紫外線を吸収すると、汚れを分解する働きが生まれます。同時に親水性も高まり、雨によって汚れを浮かび落とすセルフクリーニングの機能を発揮します。
セルフクリーニング機能はとても評判が高く、家の美観を長持ちさせるために『光セラ』を選ばれる方が増えています。
商品➁:『親水セラ』
【ケイミュー公式HPより引用 http://www.kmew.co.jp/index.html】
『親水セラ』は、最表面の親水コートによって、雨水で汚れを洗い落とす事ができます。親水コートの下にはセラミックコートがあるので、その下の着色層(外装材の色となる部分)まで汚れを浸透させず、色あせを防ぐ事ができます。
商品➂:『親水パワーコート』
前述の『親水セラ』との違いで迷われる方がいますが、こちらの『親水パワーコート』はセラミックコート部分がパワーコートとなっています。
セラミックコートの方が紫外線による劣化に強いため、こちらの『親水パワーコート』は『親水セラ』に比べると少しランクが下がります。ですが、最表面に親水コート部分がある点は変わりません。
商品➃:『親水コート』
『親水コート』は、セラミックコートもパワーコートもない商品です。汚れを落とす機能はそのままですが、劣化を食い止める層がない分、『親水セラ』や『親水パワーコート』に比べるとメンテナンスの頻度が上がります。
色・デザインの展開
【ケイミュー公式HPより引用 http://www.kmew.co.jp/index.html】
ストライプ柄は細めのモダンなものから、幅の太く重厚感のあるよろい調があります。石柄は少しランダムな模様に趣きがあり、天然素材のような自然さがあります。
プレーン素材は白・ベージュ・茶・濃茶など、好みの色調から選ぶ事ができ、豊富なパターンの中から家づくりを想像して楽しむ事ができます。
保証について
ケイミューの外装板は「色10年保証」がついていますが、一定の条件を満たすと「色15年保証」が得られます。
条件➁純正の出隅・金具を仕様する事
外壁のメンテナンスは10年が目安と言われます。遅かれ早かれ10年目前後には、何らかの劣化が発生すると予想されます。そこにプラス5年の保証期間が設けてある事は心強いですね。
ケイミュー外装板の評判
『光セラ』は白壁のかわいらしい家を希望される方に人気の商品です。高いセルフクリーニング機能により、汚れが目立ちやすい白系の外装材でもその不安を軽減する事ができます。
板の特徴として、他メーカーに比べると比較的柔らかいという声もありますが、外装板としての硬度には差し支えありません。
外壁はそのお手入れが大きな悩みですが、ケイミューでは高いセルフクリーニング機能を持つ外装板を豊富に用意しています。
セルフクリーニング機能のある外装板をお探しの方にまず提案されるのが、ケイミューの『光セラ』や『親水セラ』です。カラーやデザイン展開も多く、ご希望の外観イメージに沿った商品を見つける事ができます。
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